Biography

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東京音楽大学器楽専攻(ピアノ演奏家コース)卒業、同大学院修士課程器楽専攻鍵盤楽器研究領域(伴奏)を首席で修了。修了後、同大学非常勤研究員を務める。第11回現代音楽演奏コンクール “競楽XI" にて、審査委員特別奨励賞を受賞。

 

現代のピアノ作品によるソロリサイタルを行うなど、現代音楽の演奏に積極的に取り組み、新曲初演を含む数々のプロジェクトに参加する。 

 

独奏のみでなく室内楽にも力を入れ、2017年に結成したPhidias Trioのピアニストとしてもアクティブな活動を続けており、ハニャン現代音楽祭(韓国・ソウル)、日本作曲家協議会主催「日本の作曲家2021 Phidias Trio +αを迎えて」、日本現代音楽協会主催「ペガサス・コンサート vol.III」等、国内外の公演に出演している。また、公演の模様がNHK-FM「現代の音楽」にて放送される。これまでの4回の主催公演では、海外の若手作曲家による新作の初演を継続して行っており、新しい音楽の潮流を紹介している。 

 

2017年にはオーストリア・ウィーンの現代音楽アンサンブルEnsemble Platypusにピアニストとして客演、ウィーンモデルン音楽祭に出演し、ミュージアムクォーター(MQ)にて演奏する。また、2019年にウィーン・Brick-5にて行われたEnsemble Platypusの公演にも再び客演するなど、国外へも活動の幅を広げている。

 

他ジャンルのアーティストとのコラボレーションも積極的に行っており、ダンスグループ「zer◯」(旧: 青木尚哉グループワークプロジェクト)との共演など、ジャンルを横断した新しい作品の上演にも携わっている。

 

これまでにピアノを播本枝未子、石井克典、河内純の各氏に、室内楽を土田英介、山洞智、野平一郎の各氏に、作曲を糀場富美子、喜久邦博の各氏に師事。イタマール・ゴラン、高橋アキ各氏のマスタークラスを受講。