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今年で結成6年になるPhidias Trio、9回目の定期公演です。
19:00開演(18:30開場)
杉並公会堂 小ホール(杉並区上荻1-23-15)
一般3,000円 / 学生2,000円(当日券は500円増し)
稲森安太己:
Illusion einer einsamen Reise im Winter 1827 (2023 委嘱新作・初演) ※原曲:フランツ・シューベルト《冬の旅》
Prelude for clarinet and piano (2022)
Ubi caritas et amor for violin solo (2011 舞台初演)
楽興の時 第2番 変イ長調 D780-2
今回のフィディアス・トリオの公演では、国内外で活躍する作曲家・稲森安太己に、「F.シューベルトの《冬の旅》を現代の視点から新たに解釈し、その素材を再構築する」というコンセプトで新作を委嘱。“アイデンティティの喪失”という普遍的なテーマを持ち、時として前衛作曲家の創作の源泉ともなってきた《冬の旅》は、およそ200年の時を経た現在の東京で、何を映し出すのか。ゲストに古典から現代声楽曲まで幅広く精通するテノールの金沢青児を迎え、新たなクラリネット三重奏の表現を探る。
ヴァイオリン 松岡麻衣子
クラリネット 岩瀬龍太
ピアノ 川村恵里佳
1978年東京生まれ。東京学芸大学にて作曲を山内雅弘氏に、ケルン音楽舞踊大学にてミヒャエル・バイル、ヨハネス・シェルホルンの両氏に師事。西ドイツ放送交響楽団、ギュルツェニヒ管弦楽団、ブリュッセル・フィルハーモニー管弦楽団、新日本フィルハーモニー管弦楽団等の演奏団体によってドイツ、イタリア、アメリカ、ベルギー、日本ほかの国で作品が演奏されている。2007年日本音楽コンクール第1位、2011年ベルント・アロイス・ツィンマーマン奨学金賞、2019年芥川也寸志サントリー作曲賞ほか。ケルン音楽舞踊大学、デトモルト音楽大学、洗足学園音楽大学非常勤講師を経て現在、熊本大学特任准教授。
東京藝術大学音楽学部声楽科卒業、大学院音楽研究科修士課程修了。修了時に大学院アカンサス音楽賞受賞。2017年藝大フィル合唱定期演奏会にてバッハ《ミサ曲ロ短調》のソリストを務める。2018年には《カンティクル》全5曲を含むオール・ブリテン・プログラムによる初のリサイタルを開催。2021年、クルシェネク没後30年演奏会を企画、室内オペラ《信じること、その値段は》日本初演に出演。「ヴォクスマーナ」メンバー。
ヴァイオリンの松岡麻衣子、クラリネットの岩瀬龍太、ピアノの川村恵里佳により2017年に結成。これまでの主催公演では、現代の優れたクラリネット三重奏の作品を取り上げるとともに、オーストリア、アルゼンチン、ブラジル、チリ、トルコ、韓国、日本の若手作曲家の新作を初演し、好評を博す。また、ハニャン現代音楽祭(韓国・ソウル)や、日本作曲家協議会主催「日本の作曲家2021」等、数々のプロジェクトに招聘されている。2021年12月に出演した日本現代音楽協会主催「ペガサス・コンサート vol.3」の公演の模様は、NHK-FM「現代の音楽」にて、2週に渡って放送された。https://phidias-trio.com
助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
phidias.trio@gmail.com
12月7日、日本現代音楽協会主催のリサイタルシリーズ・ペガサスコンサートにPhidias Trioとして出演します。
いよいよ公演当日が近づいてきました。
2年前より、作曲・エレクトロニクスの佐原洸さんとじっくり選曲・コンセプトを練ってきた、トリオ+エレクトロニクスの渾身の企画です!
皆様のご来場をお待ちしております。
ペガサス・コンサート Series Vol.III
Phidias Trio「拡張するトリオの音空間」
2021年12月7日(火)18:30開場 19:00開演
会場:東京オペラシティリサイタルホール
1.クラウス・ラング/Die Drei Dirndln(作曲2007年・日本初演)Cl, Vn, Pf
2.稲森安太己/スキャピュラ(作曲2020年・舞台初演)Bs-Cl, Vn, Pf
3.田中カレン/ウェーブ・メカニクスⅡ(作曲1994年)Vn+Elec
4.フィリップ・マヌリ/ミシガン・トリオ(作曲1992年)Cl, Vn, Pf
5.森田泰之進/音/輪IX(作曲2016年・初演)Cl+Elec
6.ハイナー・ゲッベルス/バガテレン(作曲1989-2006年・日本初演)Vn, Cl, Elec(Sampler)
7.佐原 洸 /星絣(作曲2021年・初演)Vn, Bs-Cl, Pf + Elec
Phidias Trio:岩瀬龍太(Cl) 松岡麻衣子(Vn) 川村恵里佳(Pf)
エレクトロニクス:佐原洸
●座席券:3,000円
●インターネット視聴券:1,500円
主催:日本現代音楽協会
2017年よりメンバーとして活動している、Phidias TrioのYoutubeチャンネルが開設されました!
https://www.youtube.com/channel/UC9gC_505WNQZygoxTuLi5Iw
今年の新しいプロジェクトとして、3人の作曲家の方々にトリオのための新曲を委嘱し、配信にて発表します。
稲森安太己さん、森田泰之進さん、木下正道さんが素晴らしい作品を書き下ろしてくださりました。
既に第1弾の稲森さん作品、第2弾の森田さん作品が公開されていますので、ぜひチェックしてみてください!
第3弾の木下さんの作品も近日公開予定ですので、お楽しみに!
日本作曲家協議会 (JFC) 主催『日本の作曲家2021 Phidias Trio+α を迎えて~トリオを巡る音風景』に出演します。
様々な世代、様々な作風の日本の作曲家の作品が集まった、充実のプログラムです。
ぜひご来場ください!
https://www.jfcomposers.net/演奏会/日本の作曲家2021/
日本の作曲家2021
Phidias Trio+α を迎えて
~トリオを巡る音風景
2021年3月18日(木)19:00 開演(18:30 開場)
東京オペラシティリサイタルホール
プログラム
小林由直: 廻る音
今村央子: をちこち
山本準: 為了明天
見澤ゆかり: SPQO ~Sus populusque omnis~
森山智宏: Secret Couple Ⅰ
松岡みち子: 「竹」~萩原朔太郎の詩に寄せて~
二宮毅: 冬、夜そして雨
安良岡章夫: アリア・スコンポスタⅡ
演奏
Phidias Trio: 松岡麻衣子(Vn)岩瀬龍太(Cl)川村恵里佳(Pf)
北嶋愛季(Vc)梶原一紘(Fl)
入場料:3,300円
お問い合わせ:一般社団法人日本作曲家協議会 03-6276-1177(土日祝休)
主催:一般社団法人日本作曲家協議会(JFC)
後援:一般社団法人日本音楽作家団体協議会(FCA)、特定非営利活動法人日本現代音楽協会